【教育】子供は親を選べないし、親も子供をどう育てていけるかわからない

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帰宅途中悲しい光景を見てしまいました。

 

泣き叫びしがみつこうとする女児。

 

それを振り払い、無視続ける赤子を抱えた父親。

 

父親は泣き叫ぶ女児が転んで倒れようとも目もくれず前に進み続ける。抱えられた赤子は、対照的に動揺せず悠々とした表情で落ち着いているようでした。

 

女児は、「ごめんなさい。わがままを言ってごめんなさい。」とずっと泣き叫んでいた。

 

父親と女児はボクの前を通り過ぎ、暗闇に消えて行きました。

 

何があったのでしょうか。見ていてとても尋常じゃない必死な女児の叫び声と憤怒の表情に満ちた父親の姿がそこにありました。

 

何があったかは想像出来ません。ただとても見ていて悲しい光景でした。

 

子供は親を選べません。どんな親のもとで育つかははっきり言って運ですよね。親もどんな風に子供を育てていけるかわかりません。子供の生まれ持った性質もありますから。

 

それを考えた場合、ボクは日々色々な家庭環境で育った十人十色の子供たちと関わっているんだなあと考えてしまいました。誰一人として同じ子はいません。中には愛情いっぱい受けて育った子、ずっと叱られ続け育てられてしまった子もいるんだろうなあと。中には叱らなければならない子供、自立してしっかりと自分のやるべき事をやれる子、手のかかる子もいます。そして、沢山褒めてあげなければいけない子供もいます。

 

様々なニーズがあります。多分全ての要求に応えることは出来ないでしょう。何故ならボクはそこまで有能な教師じゃないからです。自分自身をそこまで徹することが出来ないからです。ただ今現時点自分が出来ることはしてあげたいなとは思います。それ例えどんだけ小さなことでもです。

 

子供一人一人がその場で元気でいてくれる、学校に来てくれている、それだけでもある意味充分だと思いませんか。

 

 

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