【雑記】欲深い人は満足することはないと思った話

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僕には高校からの親友がいます。俳優になりたかったり、先生になりたかったりと夢がコロコロと変わる面白い奴です。先日その親友と渋谷で久々に会いご飯を食べていたところ、その親友の友達が近くにいるとのことで、まさか合流することに。初対面だったからか僕はあまり気乗りしなかったんです。僕は小さい頃から人見知りのところがあるんで。その友人はAさん。


Aさんは容姿端麗な女性で、旦那様がいらっしゃるとのこと。専業主婦だそうです。旦那さんは高年収、学生の時は読者モデルをやっていおり、写メを見してもらったらなんてジャニーズ顔でした。なんじゃこの人はと思っていたところ、話していたら中々面白い人でした。Aさんは、特に欲しいものがないとのこと、なぜなら旦那さんが全て買ってくれるから。バッグとか時計とか全部買ってくれるそうです(そう、玉の輿ってやつですかね)。Aさんは料理もするし、趣味は生花だそうです。小さい頃からバイオリンを親にやらせてもらったそうで、すごく親に金をかけてもらったんですと言っていた。また、本を読むこともすごく好きみたいです。なるほど、本をたくさん読むためか知性をところどころに感じるんだなっと感心しておりました。

そんなAさんも悪いバイトをしているみたいです。旦那さんに見つからないように夜の店にちょこちょこ行って稼いでるそうです。何故なんだろうとふと思った。というか(初対面でここまで打ち明けてもらえるとは思ってもいなかったので。というか打ち明け過ぎ汗) 聞いてみたところ、「旦那にもし捨てられた時のために貯金をしてる。」だそうです。あまり罪の意識も無いそうです。結婚したばっかの僕には衝撃的な内容です。
聞いてみたところ、旦那さんはAさんをすごく気遣ってますし、理想的な夫婦な感じなんですけどねえ。


僕がふと思ったのは、自分のその幸せな状況も飽きてしまい、感謝も出来ず、ただ単に精神的に満たされないからじゃないのか。自分の存在を旦那以外にも認めて欲しいからじゃないのか。
そういえば男が風俗に走るのもおんなじなんだろうなあ。お金や快楽の底に眠るのは誰かに必要とされたいという根本的な欲求である気がする。