人口増加からくる未来の地獄ーインフェルノを観て【映画】

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トムハンクス主演の映画インフェルノを観ました。

観た1つ目の理由は、イタリアフィレンツェが舞台だったからです。そう、ボクはイタリア旅行に行ったのです。詳しくは↓

 

kojilog.hatenadiary.jp

 

2つ目の理由はダンテの神曲地獄篇を過去に読んだことがあったからです。漫画も読みました。

 

映画の表紙のトムハンクスの隣にいる女性は、ヒロインかなと思っていたらまさかの裏切り者で凄く萎えました。あーあ、そういうパターンかよって。

 

印象的なのは世界の人口がこのままいくと増え続け、環境破壊を繰り返しいずれは戦争を引き起こすぞーって扇動している指導者の存在でした。支持者も多かった様子。人口を半分ぐらいに出来る大量殺人ウィルスを開発し、ばら撒こうとしたところで、トムハンクスに止められるでざっくり映画は終わるんですが。

 

その指導者には指導者の正義があって、今すぐに人口を半分にすることが地球に良いことと信じているのです。

 

対するトムハンクスはいやいや人口を半分にするって関係ない人に罪はないでしょっていう正義があったのです。

 

両者の考えは絶対に交わることがないんですよね。

ボクが思うのは、分からなくはないけど、その指導者の考えは極端すぎということです。世界人口を調節するために大量殺人ウィルスを使うって極端すぎるんですよ。将来そんな簡単に資源を争うために人類が戦争に走るとは思えないんです。人工知能や科学技術も発達して食料不足になることはないんじゃないかなってツッコミを入れたくなりました。

極端であるからこそ支持者も多いというのはわかるんです。そう、どんな考えであれ極端であるというのは魅力的にうつるのでしょうね。今の時代、極端な存在は魅力的にうつるのでしょう。極端な存在は人と違うわけですから、見ているだけで新鮮ですからね。


まあ、フィレンツェの街並みをまた観れて良かったですよ。