【ミニマニスト】死ぬまで手元に置いておきたかった本を断捨離した
本は何のためにあるか。それは読まれるためであります。読まれなければただの物になります。読書をすることで、その本から知識を得て、自分の考えを深める上で大切な行為であると考えます。
村上春樹さんの本やアドラーの「嫌われる勇気」とかは最近のベストセラー本ではありますが、ずっと売れ続けているというわけではないんですよね。
ただ世の中には、何百年にも渡ってベストセラーとなっている本が存在します。それらの類の本について、皆さんは知っていますか。僕はそれらの本を人類が残した叡智だと思っていたのです。
それらは主に、
ダンテ作の「神曲」、トルストイの「戦争と平和」、セルバンテスの「ドン・キホーテ」、ゲーテの「ファウスト」、ミルトンの「失楽園」など昔から世界中で読まれた大大ベストセラーの本です。一部では5大作品とも呼ばれています。これらのほかに、シェイクスピアやドストエフスキーなどの本など生きている間に教養として読んでおいたほうがいいのではないかと思う本がたくさんあります。実は、それらは主に岩波文庫なんです。
僕はこれらの本の内容がとても大好きです。さすがに、深い内容だし、難解ではあります。ただ、死ぬ前にこれらを読んで本当に良かったと感じました。そう、僕は死ぬまでこれらを手元に置いておこうと決意していました。
しかし、世はミニマニズムの時代
メルカリとブックオフでこれらの本を売りました。
何故売ったかというと読みたい時がきたらまた買えばいいと思ったからです。あれほど、手元に置いておきたいと思っていたとしても、捨ててみたら意外と何も感じませんでした。いつの間にかそれらの本が読まれる存在ではなくて、読まなくてもただ置いておきたいという無用な存在となってしまっていたのです。
こういう物ってよくありませんか。僕は自分の部屋を広くするためにも、気持ちをすっきるさせるためにもさっさと断捨離していいと思います。