全力で人を助けようとする姿は人の心をうつ【教育】
どーも、こーじです。
ボクの職場では、若い先生達が未熟ながらも一生懸命に働いております。
残念ながら志半ばで、病休に入ってしまった若い男の先生がいました。
違う学年の先生だったので、普段あまり話しかけることが出来なかったのですが、事実を知った瞬間ショックでしたね。
自分に何か出来ることあったんじゃないかって。せめて「大丈夫?」と声をかけても良かった。
(分かりきったことですが、新卒の若手に学級担任はハードな事なんです。ましてクラスの子供達の実態によってかなり変わってきます。)
で、授業が成り立っていない1人の若手の先生のクラスがあるのですが、悲しいことに同じ学年の先生はその若手の先生に対してあたりがキツイのです。よく叱っているのを見ます。
しかし、その若手の先生に必死に寄り添ってあげようとする先生たちもいるのです。その中の1人の先生はボクと同じ学年の先生。その先生は自分の失敗談を沢山話してくださった先生で、凄くいい人なんです。
ボクはその先生の必死に若手の先生を支えてあげようとする姿を見て、いつしか涙がこみ上げました。
「ああ、ここには困っている人を本気で助けようとする暖かい心の持ち主がいる。本当に凄いな。。」と思いました。その先生はお子さんもいるので本来ならば、早く帰らなければならない身なのに、自分の多くの時間を割いてその若手の先生をサポートしているのです。
ボクは現在多くの人が、自分の時間を大切にし、やりたいことをやっている印象をもっています。
そしてそれは他人が困っていても見て見ぬ振り、自分は困ってないから問題ない、自分はやりたいことをやるよという風潮が根底にあるように感じていたのです。徹底的な個人主義な感じですよね。
自分の時間を無条件に差し出して他人のために使うというあまりにも崇高な姿にボクは心を打たれたのです。「もう病休をこの学校から出したくない、誰一人欠かさない。」という思いがその先生の姿から伝わってきました。こういう人まだいるんですね。
全力で人を守ろうとする姿は本当に素晴らしいものです。