教師には怖さが必要である【教育】

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教師には怖さが必要です。

 

怖さがないと子供はその先生をなめてしまいます。なめることで、話を聞かなくなってしまうのです。これは一つの真理です。

 

先生は基本優しいけど、怒ると怖いという前提を子供がもっていることが必要なのです。でないと、様々な場面で子供は担任の話が聞けなくなるイコール教育の機会が奪われるのです。あまりにも調子に乗りそうな子供がいたら釘をさす意味でも、少し怒っておいた方が学級も平和を取り戻すこともあります。ボクはたまにそのように釘をさすときがあります。そこらへんは臨機応変にですね。

 

 

基本的に本気で怒る時は、子供の命に関わる時だと思います。そういう時がくるまでは、本気で怒る姿は見せません。ボクは、宿題忘れるとかそういうのでは怒ったりはしません。てかあまり怒りませんし、やさしい先生だって思われていると思います。

 

怒るかわりに、よく使う手段があります。

 

それは、何も言わずじっと見つめることです。

 

これはかなり効き目があります。下手に注意をするよりも効果抜群です。子供は先生の無言の圧力に耐えられなくなり、先生の意図を読み取り、行動を改めます。

 

今現在高学年を担当しています。高学年にもなると、みなプライドが高くなってきています。みなの前で注意されるのがいやな子供もいることでしょう。そういう場合は、じっと見つめてあげるだけで効果がありますよ。

 

というかですね、子供に大人の底を見せちゃいけないんですよ。「あー、なんだこの先生、怒っても結局こんなもんか、ぜんぜん怖くないじゃん!」って思われたらいけないんです。わかりますか。子供が先生をなめてしまうパターンです。

 

だから理想は、怒らない、けれどもすごく怒ったら怖いだろうなっていうのを思わせておくのがいいのです。そのためには、いつもニコニコした表情をしつつも時折厳しい顔をするとか、声を低くして話をするときをつくるとか日ごろから工夫をしていく必要があります。あとは、気持ちで威圧させるとかですね。先生は今怒っているんだぞってオーラを体中から出す。子供は敏感だからすぐに感じ取ります。そうすることで、怒らないけど怒ったら怖いだろうなって子供に思わせることができると思うのです。

 

低学年の場合はかってがちがうでしょう。本当に先生が怒る姿を見せておかないと、先生はこういう風に怒るんだと理解することができないからです。もし、僕が低学年をもったら一度だけ怒っている姿をあえて見せるでしょうね、戦略的に。ただ、あまり怒らないようにはすると思います。一度見せれば十分です。