目の前の子供達を愛せるかどうか【教育】

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子供をいかに愛せるか

最近わかったことがある。授業にこだわりをもつためには条件があるということ。その条件とは、子供のことを大切に思えているかどうかということです。自分のクラスの子に喜んでもらいたい、もっと進んで学習してもらいたいと普通は思うんです。そしてさらにその子達のことを子供が可愛くて可愛いくて仕方がなかったり、ちゃんと成長してほしいという責任感があるかどうかが大切なんです。なんか抽象的なんですが、可愛く思う、ちゃんと成長してほしいとい願うことは子供に対する愛情であり、使命感であると思うのです。それらの思いがないとついつい惰性に流されてしまい、授業を研鑽することが疎かになってしまいます。


子供を好きになれなかった時

過去にボクは子供たちのことをあまり好きになれない時がありました。それには様々な背景がありました。連日のある保護者による理不尽な苦情の電話や連絡帳があったり、自分への信頼を無くし反抗的な態度をとる子供の存在などがありました。その保護者はどうしたらいいかもう大人なので変わることを期待することが出来ず、子供は結局卒業するまでボクと距離を置いたままでした。正直こんな嫌な思いをするぐらいだったら、担任から外れようと何度も思いました。目の前の子供達が可愛い、何かしてあげたいと思えるのはとても幸運なことだと思うのですよ。


今年、新たにもたせてもらった子供達は、様々な課題はありますが、とてつもなく純粋で、可愛げがあります。この子達を授業で喜ばせてあげたい、驚かせたいと思えるのです。なので今までのさっさと帰ろー、残業すんのばかばかしいという思いはまだありますが、明日の授業どうしようかなって前向きに思えるようになれたのは僕自身にとってとてつもなく大きいことでした。やっと少しずつ真面目な面が出てきたんですかね。


その代わりに家に帰る時間が少し遅くなってしまう傾向があります。いやあ反省ですね。この事についてはずっと課題になっていくと思います。子供のために色々工夫をしようと思えばいくら時間があっても足りないですからね。結局どこかを削らなければなりませんから。


タバコは校内で吸っちゃダメ

教員いじめの問題で巷が盛り上がっております。教員よ、ルールも守ろうぜと切に思う。いじめはもちろんしちゃいけない。またもちろんですが、校内で喫煙しちゃいけない。先日職員用トイレでタバコのにおいが残っており、管理職から注意がありました。校内で吸っちゃいけないルールになっているんだからさ、ルールは守ろう。子供にルールは守ろうと言っているじゃないですか。なんか最近教員の質が本当に落ちてきている気がする。仕事はできる、けどいじめする、ルール破る。なんなのかな、仕事できるからいじめしてもいいでしょ、多少ルール破ってもいいでしょう思考でも脳内で流れているのかな。最近というかずっと職員室を牛耳っている先生ってそんな感じがしないでもない。