全く話さなくなった兄へ【雑記】

先日自分の兄が誕生日だったので、「誕生日おめでとう。」とラインをしました。

返信で「ありがとう、嬉しいよ。」と来ました。兄とは昔はよく何でも相談しあった仲だったんです。小学校の時はボクがいじめられた時、兄貴が現れ助けてくれました。あの時はすっごい嬉しかったです。兄貴って頼もしいなって心の底から思いました。痩せっぽちなボクに対して、恰幅の良い兄貴はとてもおおらかな性格でとても話しやすかったです。あなたは間違いなく、小さい頃ボクの憧れの存在でした。ただ、そんな兄貴とも連絡を取らなくなってきたのです。

今年初めにボクの結婚式の招待の連絡も大分久々なものでありました。記憶を辿ると、いっつもボクの方から連絡を取っていたのですが、あちらから連絡が来たためしはほぼないに等しかったです。兄はドラマの「正義のセ」と同種の職業についているそうで、毎日相当ストレスフルらしいということは風の噂で聞いています。その関係の職業に就職が決まった時、兄貴は実家を出ました。自分の兄が家を出てしまうというのはとてつもなくショックなことでした。話し相手がいなくなってしまったんですから。ただ、出た瞬間からでしたね。兄貴から連絡が来なくなってしまったのは。兄は仕事の中で激務につぐ激務で相当大変だったそうです。そんな中で、結婚相手を見つけ、まさか関西の地に移住するとは夢にも思いませんでした。

関西移住という兄貴のさらなるプロフィールのアップデートにより、兄のボクに対する希薄な姿勢は強みを増していきました。その結果、今ではお互いの誕生日の時だけ「誕生おめでとう。」メッセージをする希薄な関係にまで成り下がってしまいました。

兄よ。ボク達このままでいんでしょうか。年1のやりとりだけでも全然お互い困らないし、生きていけます。別に連絡を一切取らなくても生活に支障をきたすことはありません。せっかく血をわけた兄弟なんだし、ボクはもっと昔みたく話をしたいのですよ。こんなに素っ気なくされたら弟のボクは寂しいです。何にもない、他愛もないことでもいいんです。もっと会話をする機会を増やしていければいいと思っているんです。あなたはそれほどまでに今も忙しいのですか。このままだとうちら死ぬまで本当に話さない関係で終わってしまうよ。そんなん寂しいじゃないですか。

大人になったら、どの兄弟姉妹もみんなこういう風になってしまうのかなあ。いや決してそうじゃないはず。少なくとも、こんな関係、親父と母親は望んでないと思うんです。