世の中正義が通らないことだらけ【雑記】

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モンテクリスト伯というドラマにはまっています。原作のアレクサンドルデュマ作のモンテクリスト伯の大ファンなんですボクは。19歳の時に原作を読んだ時、衝撃が走りました。なんて面白い物語なんだ!って。寝食を忘れて夢中で読みふけりました。もう10年以上も前のことですが、あの時の主人公エドモン・ダンテスを読み追い続ける楽しさをボクは一生涯忘れることはないと思います。


そしてエドモンダンテスの役を演じているディーン・フジオカさんは役に入っていていい感じです。現代版の内容なので原作とは大分異なりますが、見ていてとても面白いのです。主人公を陥れた3人に対して華麗なる復讐を遂げていきます。そして同じ時期にやっている坂口健太郎さんが主演のシグナルもかなり面白いのです。警察内部の不正を究明するために頑張っていますね。


モンテクリスト伯とシグナルの2つのドラマに共通して面白いことがあります。それは2つとも悪いことをしたら必ず罰せられるという暗黙のテーマがあることです。


世の中どれだけ多くの人々が不正をし、のうのうと生きていることでしょう。政治の汚職であったり、職場でのパワハラやセクハラ、多岐にわたる犯罪行為など。それらを犯してものうのうと平気な顔で毎日を過ごしている人がいるかもしれません。中には罰せられることなく生涯を閉じた人もいるもかもしれません。そう、死ぬまで逃げ切った人もいることでしょう。


しかし、2つのドラマの不正を犯した登場人物たちはどれだけ月日が流れようとも、必ず罰せられます。ボクはそこに強烈な魅力を感じるのであります。そしてボクはそれが正しいと思っております。上にふいた唾はいずれ自分の戻ってきて自分の顔面に当たります。それと同じように悪口を言ったら、自分に返ってくる。悪いことをしたら、必ず罰せられる世の中であってほしいのです。正義が通る世の中であってほしい。


ドラマに出てくるように、正義の代名詞である警察がなんの罪のない人に罪をなすりつけるなんてことあってはならないと思うのです。ドラマになっている以上警察ないぶですら不正が横行している世の中なのかもしれません。正義が通らない様子が多々垣間見られる世の中であるからこそ、正義が通るという希望を少しでももたせてもらえるようなドラマにボクは魅力を感じるのです。もう少しで最終回になってしまうのがとても残念で仕方ありません。