【考え事】当たり前のように席を譲られるお年寄り
衝撃的な光景を見てしまいました。
用事があって、電車に乗っていたのです。
ある時、優先席に座っていた十代の男の子が、入ってきたお年寄りに席を譲ってあげたのです。
立ってこの一部始終を見ていたぼくは「偉いなこの男の子。」って思いました。席を譲るって、状況がそうならないと出来ないし、いざその状況になっても勇気がないと譲れないですからね。
しかし、譲られたお年寄りは、何もいうことなくさも当然のように席に座ったのです。声をかけて譲ってくれた男の子すらも見ないで席にゆっくりと腰を下ろしたのです。
何が衝撃だったのかというと、ぼくはついつい「ありがとう。」と笑顔でお礼をいうお年寄りを想像してしまったのです。
しかし、現実は違ったのです。
とにかく座りたくて必死なお年寄りであると同時に、「こんなの当たり前、お礼なんか言わないよって思っていたのでは?」とぼくは考えざるをえなかったのです。もしかしたら僕はひねくれている考えの持ち主かもしれません。僕の文章では伝わりにくいですが、そう感じざるを得なかったのです。世の中には席を譲られると逆に激昂してしまうお年寄りがいるというのも聞いています。私はまだそんなに年をとっていない!ってね。
ぼくはなんか変な固定観念をもってたなって思ったのです。お年寄りだからこそ、席を譲られたらお礼を言うとか、孫を絶対かわいいと思うとか。。そんなもの決してそうとは限らないんじゃないかと感じました。
お年寄りの中にも、優しいお年寄りもいれば、そうでないお年よりもいます。人生経験は積んでいるかもしれないけれども、必ずしも僕たちが期待するお年寄り像とは限らないこともあるんですよね。
このブログで書いた説教してくる先輩もお年寄りです。
年上でも年寄りの方でも皆人間ですし、完璧な人なんていませんよね。