【雑記】ボクがいま教師をやれているのはM先生のおかげ

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僕には感謝してもし尽くせない、先輩先生がいます。今日はその先輩先生のお話です。はじまりはじまりーイエーイパチパチパチ。

 

その先生はM先生といいます。子供からは「まっちゃん」と呼ばれていたそうです。

以下、M先生をまっちゃんと書いていくことをご了承願います。

 

 

僕がまっちゃんと出会ったのは、校長室です。初めて出会ったとき腰が低いおとなしそうな先生だなあっという印象でした。当時の校長先生がまっちゃんを紹介してくれました。その先生は、体調があまり良くなく、度々病院で入院する先生でした。 しかし、体調が悪い中でも若手の教員のミスを全力でサポートしてくださる素敵過ぎる先生でした。

 

この嵐のように大変だった時期に、僕が心を折れずに教師を続けられたのは実は、まっちゃんのおかげだったのです。

子供ともトラブルを起こし、保護者ともトラブルを起こし、同僚ともトラブルを起こした八方塞の僕に光を与えてくれたのはまっちゃんでした。

 

あるとき、毎日のトラブル続きで、若かりしタフな精神をもっていた僕の精神もすり始めたとき、まっちゃんは僕と個別に会って話をしてくれたんです。

 

「ぼくは、こーじ先生は立派な教師になると信じています。」

と言ってくれました。

 

子供、保護者、同僚ともすべてうまくいないダメダメな僕に対してまっちゃんは希望の眼差しをむけてくれていたのです。

 

何年前のことでしょう。まっちゃん、僕は、未だにこの一言、忘れていませんよ。あなたのその一言が今日も僕の背中を押してくれています。

 

まっちゃん先生は、あとバドミントンが上手なんです。まっちゃんは、なんといってもベテランですからスポーツはなんでも得意なんです。そんなまっちゃんは、僕がテニス経験者ということを知ってか、バドミントンの練習に付き合ってくれたのです。

 

まっちゃんの度重なる練習のおかげか、僕はバドミントンがとても好きになり、いつしかめきめきと上達していきました。結果的に、同じ市内の学校対抗バドミントン大会では、2年連続優勝を成し遂げました。

 

バドミントンを通して、僕は自分の喜怒哀楽を出せるようになりました。それまでは無表情の失敗を恐れるおどおどした真面目なやつだったんです。(今振り返るとつらい存在。。)人間的に魅力ゼロだったんですよね。ちなみに、人間的に魅力がゼロだったから教員採用試験も落っこちたんだなって今でも思っております。

 

まっちゃんは、励ましの言葉とバドミントンで僕を人間的に大きく伸ばしてくれた存在です。僕が今でも教師をやれているのはまっちゃんのおかげなんです。

 

そんなまっちゃんも、移動して違う学校で校長先生をやっているそう。今でもちょくちょくプライベートでテニスをやる仲です。まっちゃんは、ちょっと禿げているし、お腹もでぶっちょだけどテニスは上手(笑。

 

今日は、そんなまっちゃんのことをこの便利なインターネット上に書き残しておきたくて書きました。