【雑記】夢というのは甘美なものである

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夢は甘美なのものです。

僕は夢を見るたびにどんなものであれ、ラッキーだなと思ってしまいます。たとえ、恐ろしい夢を見たとしても、「ああ、恐ろしい経験ができたな、夢で」と新しいことを経験したことに対して喜びを覚えるのです。高級料理を食べる夢や、ロマン溢れる官能的な夢など様々なことを夢を通して経験することができるんです。

つまり、夢を見るたびに僕はお得な感じがするんです。夢の記憶というのは、目が覚めてだいたい20秒ぐらいかなと思っています。有名な「君の名は。」の映画でもありましたね。「名前が思い出せない!」ってね。だから僕は、夢を見たら、すぐ携帯のメモ帳にメモをすることにしています。こうすれば、時間が経ってもこんな夢見たなーとしみじみ振り返ることが出来るからです。

 

それでですね、僕は最近夢を見ることが多いんですよ。これは、おそらく睡眠が浅いからだと考えています。なぜ、睡眠が浅いのかというと、となりで寝ている嫁さんの歯ぎしりのせいなんです。僕は、よく嫁さんの歯ぎしりで夜中起きます。ゴリゴリゴリ!!とその可愛らしい顎からは想像できないようなたくましいメロディーを奏でるのです。

 

昨日見た夢

昨日の夜見た夢は、なんと自分が生まれ育った家で過ごしている夢だったのです。

僕の生まれ育った家は一軒家なんですが、もうすでに他人の手に渡っています。そう、親父が僕がアメリカに行っている間に他人に売却をしてしまったんです。すでに僕の兄弟は各々の場所で一人暮らしをしていましたし、母親は他界して何年も経っていたので、親父一人にはその家は大きすぎたのでしょう。

アメリカから帰国後、僕は生まれ育った家には戻らず、親父が新たに住んでいるマンションに帰ることになったのです。一度だけ、他人が住んでいる自分が生まれ育った家を訪れたのですが、表札も違う名前になっており、家の壁の色も変わってしまっていました。僕はそこでなんともいえない気持ちになったのです。「もうこの家を訪れることはないな。」と諦めの思いをそこで抱き、僕は新たなスタートをきったのです。

そしたらなんと、嫁さんの歯ぎしりを引き金に、僕は生まれ育った家に夢のなかで戻ることができたのです。夢の中で、僕は嫁さんとなぜか一緒(笑)。僕は、自分の部屋や階段、トイレ、お風呂場などなじみのある場所へと歩き出しました。そのときの感覚というのはまるで、本当に家のなかにいるかのよう。僕は久々に生まれ育った家の雰囲気を味わうことができたのです。僕はうれしくて夢の中で泣いていました。

夢の中で泣くと同時に、現実でも僕は泣いており、涙で僕は起きました。

「うれしい、ありがたい。久々に忘れかけていたあの実家の雰囲気を味わうことができた。」

 

僕はそう感じました。

そして隣ですやすや愛らしく寝ている嫁さん、歯ぎしりをしてくれてありがとう。