【雑記】疑わしきは罰せられる世の中
あるドラマで「疑わしきは罰せられる世の中」というフレーズが出てきました。いまテレビなどをみている国会議員の不倫などのニュースなどどんどん人が吊るし上げられている様子が見られます。なるほどなあと妙に納得してしまいました。
SNSにより動画がアップされ拡散され、吊るし上げられた人は社会的に抹殺されてしまいます。体罰教師の体罰映像、T田議員の秘書に対する暴力暴言などあっという間に世に出回ってしまう世の中、一昔まえには全く見られなかった現象です。毎日誰かがメディアで罰せられています。なんかこぞって異常なぐらいに。見せしめと言わんばかりに、一歩間違えるといじめのようにすら見えます。
SNSやネット社会の影響力の凄さは時代を変えていますよね。悪いことをしたらどんどん明るみになり、自分に返ってくるようになりました。まるで上に吐いた唾は速攻自分に降りかかってくるようにです。今まで世の中で隠蔽されていたことがどんどん明るみになってきています。
僕はこの世の中想像以上にふざけたことがまかり通っているんだろうなと悲観的に見ています。現実を見ればみるほど、決して綺麗とはいえない出来事がまかり通ってきているんだと思います。この世の数十名が世界の富の大半を占めているということ、世界の食料はもうすでにアフリカなどの飢餓者を出すことなく、全人類に供給できるまで生産されている事実など、今までその明るみに出てこなかったふざけたことがSNSやネット社会においてどんどん明るみになっていくんだろうなと感じております。なのでニュースに出てくるような不祥事についてはそう簡単にあまり驚かなくなりました。子供の頃は希望に満ち溢れていた大人の世界は結構ふざけきっている部分があるんだなって今では思います。ふざけてるなーって思って、ネットの中や家の中に引きこもってもつまらないんで、今は仕事をして自分のやることを淡々とこなしています。世の中に何か大きな影響力を与えたいとかそういう気持ちはなくはないですが、とりあえず世の中の流れを自分なりに傍観者的な立場で見ていきたいなって思ってます。世の中を変えようという自己犠牲的な使命感をもつより自分のやりたいことをやっていったほうが楽しいし、結果的にいい影響が出るんじゃないかなと感じます。
