【雑記】今更ながら気づく我が師の恩

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金曜日久々に子供たちと会いました。席替えしたり、集団下校したり等とてもバタバタしていました。また運動会や学芸会がありますので、1分1秒無駄に出来ないまさにミッションインポッシブルのような緊張感と慌ただしさで仕事を着実に進めております。その中で思うのはやはり仕事は楽しいということです。僕はやはりついていると思います。

先日テレビを見ていて、とても印象的な言葉がありました。「あの先生は自分のためではなくて患者のためにはたらいている。」一体いくつもの先生と呼ばれる職種の方々が自分のためでなく、相手のために働くことが出来ているのだろう。現実的にはお給料を貰うため、自分のためというのが強いですが、本当に相手のために働こう、相手の幸せのために動こうという方々は中々いないですよね。多くの人が相手のためを思いやることが出来ればそれこそ平和はすぐこの世界に訪れるのであり、中々どうも人間の成長の遅さは否めない感はあります。所謂菩薩といいますか、相手を敬い行動するという生き方を多くの宗教が説いています。しかし、本当に僕が学ばせてもらったのは土田せいきの漫画「同じ月を見ている」でした。主人公のゲンちゃんの振る舞いは一見不器用ではありますが?その行動は突き抜けており、周りを明るく照らしていきます。

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仰げば尊し我が師の恩
この間ちょっとしたきっかけで自分の小学生の時の卒業アルバムを開いた。当時の担任の先生のメッセージがそこに載っていて、思わず目頭が熱くなりました。当時読んでいたであろうメッセージをいま振り返って読む時、なんと慈愛に満ち溢れた先生だったのだろうと思っています。

「笑っている顔もある。ぶすっとしている顔もある。イキイキと話しかけてくれる顔もある。朝から気怠く勉強に乗り気にならない顔もある。のびのびと健やかにやるべきことをしている顔もある。組体操では団結して大成功を収めることが出来た君たち。あの瞬間を共有した僕たち。僕はそんな君たちが大好きなのである。君達が幸せな人生を歩むことを切に願います。」

良いも悪いも全てありのまま受け入れてくれていた当時の担任の先生はなんと素晴らしい方だったんだろう。当時のアルバムには連絡先が載っているので、すぐにでも電話をして、「あなたが受けもった卒業生はこうしてあなたと同じ立場になって日々子供と向き合っている。」ということを伝えたいです。

前回のプラトーンの映画に続きまして、今回は本を送りたいです。

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月は色々な人間の出来事を見ています。良い行いも悪い行いも。アンデルセンの想像力が詰まったお話です。人間の生き方を抽象度を高くして見れる素敵な物語です。興味のある方ご連絡下さい。

kojinakajima0120@gmail.com