【映画】知っておくべき歴史を伝える映画5選

最近は夏季休暇中ということもあり、ブログを書く時間が比較的あります。僕はブログをある種自分の考えを残す大切な場所であると捉えていますので、とても有意義な時間です。ある意味僕の遺書でもあると言えます。さて、これまた映画についてのレビューを書きたいと思います。が、あくまでこれは僕の主観が大きく占めているものであって、全員に当てはまらないだろうなあとつくづく感じております。いやいや、もっといい映画があるよって思う方もいらっしゃると思いますが、31歳のある1人の男がその拙い人生の中で経験を元に選んだものであります。なのであくまで参考までに見て頂けたら幸いです。


テルルワンダ
ルワンダにおいて、ツチ族100万人がフツ族に大虐殺されてしまった歴史がありました。しかも数日間で。僕はこの事実を知った時、神も仏もないと悟りました。因果関係なんかはっきり言って誰かが作ったデタラメな考えだと気付かされました。これはその事実をモチーフにした映画。ゴキブリを殺すが如くフツ族ツチ族を異常なスピードで殺していきました。国連もこの異常事態を放置しました。色々不都合なのでしょう。

それでも世は明ける
こちらはアメリカ南北戦争を背景に黒人差別をテーマにした映画です。白人が黒人を差別する様子がすごくリアルに描かれていて、観ていてとても辛かったです。黒人が罰として首をギリギリ木に吊るされている場面が印象的でした。(下手したら呼吸出来ず死んでしまうぐらい不安定なとこで)恐ろしかったのは周りの人が気づいていてもそれをまるで空気のように当たり前のように扱っている半人間主義の映像が衝撃でした。そのなぜ肌の色が違うだけでここまで人間と人間の間に差があるんだろうか。

これはナチスアウシュビッツなどの強制収容所で迫害を受けているユダヤ人を助けようとする主人公の話です。ナチスヒトラーをモチーフにした映画は世に沢山ありますが、見ておくべき内容だと思います。主人公は自分の財産を使って次々とユダヤ人を救出していきますが、「まだ救えた、、!!」と懺悔する姿はとても辛く悲しい思いになりました。いつの時代にも優しい心をもった人というのは存在するんですね。

ブラッドダイヤモンド
アフリカの紛争地域や子供兵士の様子がよく伝わってくる映画です。アフリカではダイヤモンドがかなり発掘され、それが世界中の大手の宝石店で売られている。宝石を探すために奴隷のようにこき使われる人々、反政府軍のような無法集団の存在など世界が目をつむる事実が沢山存在しています。見るべき映画です。

これはベトナム戦争を舞台にした映画です。戦争の様子、そして戦争によって人が悪い方に変わってしまう危険性を伝えてくれます。ベトナム戦争は有名な出来事ですので理解するのにはとっかかりやすいと思います。正義は必ずしも勝つとは限らない。正義が破れるという悲惨な姿が垣間見れるある意味リアルな映画でした。こういう不条理が戦争が起きている限り存在しているかと思うと身の毛がよだちます。


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今回このプラトーンという映画を誰かに観てもらいたいと思っているのでご連絡頂いた方に差し上げたいと思います。今回このようなことをしようと思ったのは、いくつか理由がありまして、ざっくり言ってしまうといいものを持っていても自分だけそれを味わっていちゃ勿体無いからです。また、メルカリとかで売った場合ただ無機質なやりとりとお金が手元に残るだけだなあと考えるからです。僕は学校の先生にモーツアルトに関する本を頂いた経験があり、とても感動した経験があります。ただで自分のことを思って物をくれたという経験はとても僕の中で今でも新鮮であり、その本は今でも大切に持っています。今回、それ似たような経験を自分から誰かにやってみようと思ってみました。

連絡先
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人間の精神的成長の限界が来てしまっているのかもしれない
話は戻しますが、どれも基本はノンフィクションを基にした題材の映画です。どれも知っておくべき歴史を伝える内容です。もちろんまだまだあると思いますが、5つに選ばせてもらいました。残念ながら人間はまだ核兵器やらなんやらで争いを続けてしまっています。歴史を振り返ってこれほどまでに多くの人々の命を犠牲にしてもです。核の無い、戦争が起きない、報復のない世界を実現できるのはまだまだ時間がかかかりそうです。あと何百年かかるだろう。。もしかしたらこれが人間の精神的成長の限界かもしれません。さっさと平和な世界の実現に向けて話題のAIに任せた方がいいかもしれませんね。人間の成長よりAIの成長の早いかもしれません。どうAIが世界を平和にするかは皆目見当つきませんが。