【教育】やろうと言われてやる気になる子供はいない


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子供にはあまのじゃく的なところがあります。これを他人から言われてやろうという気持ちになる子供はいないという意味です。いい気持ちにならないんです。(凄く素直な子はのぞきますが。) 例えば子供に宿題やろうと言っても子供は本心ではあまりやりたくないでしょう。それは言われた時点で受け身の姿勢に入っているからです。子供は自発能動で初めて生き生きと活動をすることが出来ます。どうやったら子供は自発能動で動くことが出来るんでしょう。細かく道筋を立てて言うことでしょうか。違います。色々やる気にさせる策はあると思うんですが、特に大事な2つのポイントを下に書きます。

①人間関係を作ってコミュニケーションをはかる。
子供は自分を理解してくれる人のために行動する、力を発揮するところがあります。いつも話しかける度に「宿題やったのか?ちゃんと手紙を持ち帰ってきたの?」などの注意とかしてたら悪循環にはまりますし、子供は一切話を聞くことはなくなります。大人は自分が挑戦してることとかを自分の悩みを子供に話していく必要があります。他愛もない話をしていくことで、自分は興味をもたれてるんだって思ってもらうことでこの人は自分を理解しようとしてくれる!っと子供に思われるんです。自分を理解してくれる人のためにその子供は頑張れます。水滸伝でもあったように「自分を理解してくれる人のために命を使う。」というように。あと一緒に遊ぶことも関係を作る上で必要でしょう。

③親や大人が勉強する姿、本を読む姿を見せていく。
親や大人がスマホばっかみてたら子供は勉強やる気にならないでしょう。電車に乗っても、大半の大人がスマホを持って、イヤホンつけて画面をタッチしています。ちょっと人間らしくないというか気持ち悪い感じだなあってたまに思ってしまいます。子供は、勉強や読書よりも、むしろ親と同じようにスマホもたせてゲームさせてほしい、Youtube見させてほしいという風になっていくでしょう。これは必然です。だって大人がそういう姿を見せっちゃってるんだから。確かにスマホは便利ですし、勉強道具にもなりうるでしょう。ただ子供に勉強の意味合いを込めてスマホを使ってもらいたいと思ってもそうはいかないでしょう。大人がスマホを勉強道具には使ってないからです。子供に勉強させたければ大人もまず勉強する姿や本を読む姿を見せていくことです。大人がやらないで子供にやらせるのは理不尽な感じがするんですよ。

この①と②は何よりも大事なポイントです。教師が魅力的な授業するとか、将来の夢をもたせて今何をすべきかを考えさせるのもいいんですが、弱いんです。なんかあった時すぐに子供は勉強出来なくなります。

子供とコミュニケーションをとり関係を作り、勉強する姿を自分が見せることで子供は安定して自発的に勉強したり読書したりするんだと思うんです。