ボスが僕に求めていたこと
尊敬するU校長先生(ボス)
最初の学校で素敵すぎるボス(U校長先生)がいました。その先生は常に笑顔で、子供を叱ってるところを見たことがありませんでした。いつも子供以上に楽しんでいてふざけてばっかいました。朝会でのU校長先生の話はいつも子供を引きつけるような話でした。まるで漫才をやっているかのよう。離任式では自前のアルトサックスでアメイジンググレイスを吹いていました。マラソン大会では60歳なのに4キロ走ってました。陸上大会でも100m走に出てました。学習発表会ではマジシャンになりきってマジックを披露しました。飲み会ではもちろんいつもふざけ倒してました。
その姿を一生忘れることができません。その姿で様々なことを教えてくれたU校長先生に採用試験の合格をご報告することができて本当に僕は幸せでした。このような人になりたいと思ってました。本当に感謝の思いでいっぱいです。
ボスが僕に求めていた5つのこと
当時を振り返って、ボスが僕に求めていたこととは以下の5つでした。明らかボスは僕に成長してほしいと思っていました。それだけ僕はダメダメだったんだと思います。
①職員室で明るく笑顔でのびのびとやって欲しい。
おそらくいつも暗かったんです。真面目だけど笑顔じゃないから何考えているかわからないみたいなやつでした。なんか頼りないやつですよね。
②自分から行動を誰よりも早く起こせる人に
真面目なだけに、指示待ち人間のような印象をもたれていたんですね。とりあえずボスは自分から考えて行動することができる教員を求めていました。
③子供をあまり叱らず、褒めて笑顔を大切に出来る人に
これはボスがやっていることでした。あまり叱らず褒めまくって笑顔でいつも過ごしていました。こういう姿は見ていて憧れました。常に目指していきたい王道の考えだと思ってます。
④子供がいきいきとするような学級経営を。
子供を無理やりおさえつけるのではなく、のびのびとできるような学級経営をすることでした。押さえつけていると、反動でいじめなどの問題が起きてくる。常に子供が喜ぶことを考えてあげることが必要だと言ってくれました。
⑤優しすぎて大人しすぎる。自信をもて。
真面目であることはいいことだけど、大人しすぎる。他の自信があって行動力のあるやつに追い抜かれるぞと言われました。自信があるように振る舞えるやつが魅力がある。
当初どんだけ真面目で大人しかったんだって話ですね笑。
①から⑤を含めて大切なことを教えてもらったと思ってます。
U先生は今では退職をし、田舎の別荘で静かに暮らしているそうです。そういうのもなんか憧れます。またどこかでお会いしたいです。あなたの残せる分身はまた今日も学校で奮闘しております。